総合商社で在りながら社員の70%がエンジニアです。 創業以来多くのエンジニアが培った技術や知識をより多くの皆様のお役に立てる事が出来ないかと願い、自社商品の開発に着手する事とし、平成12年に呉自社商品開発推進研究会(KIT21)に参加致しました。
ミカンをジュースや缶詰に加工する際、皮を剥きますが、前工程で剥きやすくする(果皮と実を剥離)ため蒸気や湯で加熱します。 他の用途で、ミカンの果皮は需要が有りますが、加熱処理した物は×です。そのため手で剥いて販売します。 また加熱した果皮は捨てるしか無いのですが、加熱されているため「産業廃棄物」扱いとなります。 せっかく自動で大量に剥けた果皮はお金をかけて捨て、売るための果皮はお金をかけて作る! こんな矛盾を解決するため、熱を加えないで、エアーを使い「果皮と実を剥離」する技術開発を行いました。
製品不良をカメラと画像処理により検知し、ロボットが除去します。